新人戦・学生快速戦は6月17日に上智大学四谷キャンパスで開催されました。
普段活動している東松山キャンパスからは結構な距離なので、早起きせざるをえないメンバーが多く、全員集合できるかが最初の課題でしたが、なんとか無事揃うことができました。
土曜日に授業があるメンバーが多い中、大東文化大学チェスサークルからは2年生が2人、1年生が8人、計10人で参加しました。新人戦のエントリー数だけならどの大学にも負けません。新入生が積極的に参加してくれてとても嬉しいです!
持ち時間は25分+1手10秒の4回戦。新入生をはじめとする初心者が新人戦、上級生が学生快速戦でそれぞれペアリングが組まれます。どちらの大会も同じ部屋でおこなわれ、検討室も非常に賑わっていました。
新人戦が始まる前は、他大学とのレベルの違いにやる気を失ってしまったり、1勝もできずにチェスのことを嫌いになってしまう新入生が出たりしないかと、実のところ春からずっと不安でした。
しかしそんな心配はまったくの杞憂で、メンバー全員が試合に勝てていて本当に感動しました。もちろん勝敗がすべてではないのですが、頑張って相手に勝てた時の喜びを知ってほしかったので、この結果は素直に嬉しいです。
自分は大学内にチェスを教えてくれる先輩がいなかったので、指導方法やサークルの雰囲気作りに自信が持てず、常に悩んでいました。今年になって予想を上回る数の新入生が入ってくれて、自分なりにチェスの魅力を伝える努力をしてきたつもりですが、実際に楽しそうに対局をする1年生の姿を見るとチェスサークルを作って良かったと心の底からそう思います。
後輩たちの活躍は正直自分の勝利よりも嬉しかったのですが、上級生組もそれぞれ各上相手にポイントを取ることができ先輩の面目を保てました。
新人戦は慶應大学の林くん、学生快速戦は上智大学の錦織さんが優勝しました。入賞された皆さん、おめでとうございます!
大東文化からは矢島くんが新人戦準優勝を果たしました。1年生のみんなはこれからもっと強くなると思うので成長が楽しみです。
どちらの大会も試合が4ラウンドしかないのもあり、同ポイントで何人も並ぶという展開がみられました。とても盛り上がり楽しい時間を過ごすことができました。他大学との交流は良い刺激になるので、このような場にはこれからも積極的に参加したいと思います。
最後に余談なのですが、大会前日の16日に大東文化大学に爆破予告があり、前日トレーニングのために集まっていた当サークルは活動を中断されるというハプニングがありました。メンバーの家に移動して続行しましたが、これも良い思い出ですね。
来年の新人戦・学生快速戦も大勢で参加できることを願っています!