3年の富井です。
4月1日に開催された大阪府選手権に参加してきたので、その内容を紹介します。ゴールデンウィークに開催される全日本選手権の地方予選もこの大阪府選手権で最後です。自分は今回夜行バスで関西に前日入りをし、体調を整えて挑みました。
場所はチェスルーム・アンパサン。以前はカフェ業務もおこなっていたようですが、現在はチェスの練習会のみが開かれているそうです。毎年大阪府選手権はこの会場でおこなわれています。
自分は初めて訪れたのですが、チェス関連の書籍が大量に置かれていて驚きました!
日本語で書かれているものだけでもたくさんあり、大阪府のチェスプレーヤーにとってとても良い環境だなと羨ましく思いました。
大会はスイス式4回戦。持ち時間は30分+30秒のディレイモード。一般的なフィッシャーモードと違い、自分の手番で30秒以内に指せば持ち時間が減らない代わりに、最初に設定された30分から時間が増えることはありません。日本の大会では珍しいタイムコントロールです。
慣れない条件での試合だったので時間配分をどうするべきか悩みましたが、自分は終盤が苦手なことを自覚しているので、なるべく序盤に考えすぎないよう注意しました。
格上からもポイントを取ることができたものの、結果は2.5/4.0と微妙でした。負け越さなかっただけいいのですが、欲をいえばもう少し頑張りたかったですね。
今大会、全日本選手権の出場権は参加者の人数の関係から地元枠を含めて3名の枠がありました。自分は最終ラウンドをドローで終えて権利は諦めていたのですが、上位の方々がすでに権利を持っていたり辞退したりと、運良く自分のところまで繰り下がってきました。せっかくの機会なので今月末から始まる全日本選手権、精一杯頑張ろうと思います。
今年は地方予選をまわったかいがあり、ギリギリ最後の大会で権利を得ることができました。以前と比べて成長を感じる試合もいくつかあり、自分のチェスを考え直すいい機会になりました。
全日本までの間、もっと勉強をして強くなりたいと思います。