3年の富井です。
しばらく総会や新入生歓迎会の準備で忙しかったのですが、それも終わり落ち着きましたのでブログを更新しようと思います。今回は先日おこなわれた第51回全日本チェス選手権全国大会についての振り返りです。
これは毎年ゴールデンウィークに開催される日本チャンピオンを決めるための大会で、各地方予選などで出場権を得たプレーヤーが参加する、非常にレベルの高いトーナメントです。自分は大阪府選手権で運良く権利を得たため、他のプレーヤーの皆さんに勉強させていただこうと出場を決めました。
例年会場として利用されていた大田区民センターが閉館になった影響で、今年は池上会館での開催となりました。日程は4月29日～5月2日、4日～5日と途中休憩日を挟む変則的なスケジュールです。1日2試合、最終日は1試合の計11ラウンド。持ち時間は90分+1手30秒、40手経過で30分の追加と長く、ゲームによっては5時間ほどの長丁場になります。
この大会では運営側から全ボードにチェスクロックとネームプレートが用意されており驚きました。円滑な進行をしていただいたアービターの皆さん、ありがとうございました。
対局が終わった後には検討室などで、ベテランの方や先輩トーナメントプレーヤー、地方の学生プレーヤーとも親睦を深めることができたので、本当に参加してよかったです。たくさんのことを学べて貴重な経験になりました。
思いがけずIMの小島慎也さんともブリッツをさせていただき、とても嬉しかったです。
1週間はあっという間に過ぎ去り、自分は4.5/11.0ポイントで最終結果は37/45位でした。リストは40だったので自然な位置だといえます。初出場の全日本選手権でしたが、なんとか頑張ることができました。今回も格上相手にポイントを取れたのはよかったのですが、やはり負けた試合の内容が酷かったので、反省してまだまだ精進します。
優勝されたTuさんをはじめ、入賞された皆さん、おめでとうございます！他の選手の皆さんもお疲れ様でした！
大会の詳しい内容や結果は以下のサイトから確認することができます。全試合、棋譜を閲覧することができるので自分も他の皆さんの試合を見て勉強しようと思います。
この大会では非常に考えさせられることがたくさんありました。今一度自分のチェスを振り返ろうと思います。色々と足りない部分を感じたので、しっかりと鍛えて次の大会も頑張ります。